天国で逢おう

今日は「天国で逢おう」という38歳の癌患者(飯島夏樹さん)とその家族のドキュメンタリー番組を見ました。
こんなに前向きな癌患者の方は初めて見ました。
そして家族の絆が深い。奥さんも夫の夢を共有する素晴らしい方です。
癌さえ無ければ理想的な家族と言えるでしょう。

で、この飯島さん、言うこと一つ一つが重みがあります。
性格が真面目で、リラックスした時のイチローに近いというのもありますが…。
例えば、こんな言葉。(うろ覚え)
「人が生きることは、生かされているということである。
 生かされているということは、何かしら意味があって生かされている」

あと、お年寄りの癌患者が飯島さんに言った言葉。(うろ覚え)
「人が死んでも、他が死ぬ訳ではない。
 貴方が死んだって、貴方が教えてきた考えは子供に受け継がれる」

死と直に向き合っている方の言葉だけあって、死について色々考えさせられます。
命がいつまで持つか分からないのに、死に対して悲観的な見方をしていない。意外でした。
むしろ残り少ない命だからこそ、今を精一杯生きようとしているように思えます。

※ついでにリンク
死について考えさせられるFLASHWALKING TOUR