保険見直さナイト

 
※画像はTwipicから転載
昨日、東京カルチャーカルチャーにて「保険見直さナイト」が行われました。
後田亨さん、花輪陽子さんは著書持ってるし、十一屋さんのブログは愛読しているし、こりゃ行かねば!と思い参加しました。
日経マネーの方、オリックス生命の方、ネクスティア生命の方もいました。気になった点のメモです。

■後田亨さん
・保険を例えると「当たっても嬉しくない宝くじ」。保険に向いている事は、めったに起きない事、いつ起こるか分からない事、起こったら経済的に大変な事。医療保険、学資保険は保険に向かない。
医療保険医療保険の支払い実績は、1件当たり12万円、手術をしても11万円。
・学資保険は時期が決まっている事。「低金利で長期」は借りる場合なら良いが、貯蓄には向かない。
・掛け捨ての定期保険一本でよい。子供が自立するまでの世帯主の万が一に備える保険を。

<いい例>
30代前半、死亡保険2,000万、5万円/年、ネット生保
 →20年で総額100万円
<悪い例>
上記プラス医療保険、がん、介護 を夫婦で加入
 →20年で総額1,000万円
■座談会
(1) 保険を見直した方がよいのは?
・自分で加入内容を説明できない人
・ライフステージが変わった人(子供が増えた、子供の独立)
・家族総額、掛け捨てで月1万以上払っている人
(2) 保険の見直しは誰に相談したらいいか?
・情報に対してお金を受け取る仕事の人
・何でもかんでも保険で…という人は危険
・まず自分で勉強してみる
・親世代に相談しない(昔と状況が違う)
・雑誌なら、保険会社の広告が載っている雑誌は危険。週刊D、日経Mは良心的。
(3) 入ってはいけない危険な保険は?
・提案書を見て理解できない保険(理解できる物だけはいる)
個人年金
・特約を組み合わせたもの
・「得する」と説明される保険
・ホームページで計算ができない会社、とにかく伺いますと謳っている会社(伺わないと説明できない)
■質問タイム
(1) 都民共済ってどうよ?
・保険の上限が低いが、それ以外はよい。独身の人、自営業は検討してもいいと思う。夫婦だと死亡保障が低いのがネック。
(2) 独身の人は不要?
・いらないと思います。結婚の予定があっても、子供がいないうちはあせらなくていいと思います。
・自己研鑽にお金を回して、葬式代を貯蓄に残せば、親も納得するのでは…。
(3) 定期保険の見直し頻度はどれがよい?
・1年は面倒であまり現実的でない。10年くらいでいいのでは?5年があれば5年でも良い。