プロ野球交流戦総括

今日でプロ野球交流戦が終わります。大成功だったのではないでしょうか?
自分が一番良かったと思うのは、普段テレビで見たことがない選手を見られたこと。
例えば、オリッ鉄後藤選手は高校の先輩ですが、所属チームがマイナーだったので、野球をプレーする場面を今まで見たことが無かったです。
しかし、交流戦になってから、テレビに何回も登場しました。
これでようやく「こんな選手だったんだ…」と理解することができましたよ。

後藤選手だけでなく、今までプレーを見たことが無い選手はたくさんいましたが、そういった選手を見る機会が増えたのは嬉しいこと。
ゴールデンタイムにパリーグの中継が見られるなんて今までほとんど無かったし、NHKニュース10報道ステーションでも交流戦を大きく取り上げていたし、盛り上がっていたと思います。

交流戦の期間についてもちょうど良かったと思います。
試合をこれ以上増やすと2リーグに分ける意味があまり無いし、逆に減らしたらパリーグの露出が減ってセ>パの構図に戻りそうだし…。
ま、この議論は個人の感覚によって違いそうですが。


ただ、交流戦でやってほしかったことが一つ…。
それは、交流戦首位のチームに何かしら賞を付けてほしい
一応交流戦首位のチームには賞金5000万円が贈られることになっていますが、チームに賞の名前が付くことは無かったはず(たぶん)。
サッカーの「ヤマザキナビスコカップ」「天皇杯」のように、プロ野球もこれを機に賞を増やした方がいいと思う。


それにしても、今年はパリーグファンが増えそうな予感。
日ハム・楽天は地域密着型でファンを増やしているし、ロッテは応援方法とファンサービスでファンを増やしているし、それにこの交流戦開催ですよ。
巨人ブランドが崩れた、と言われているプロ野球ですが、巨人の一極集中型から地域密着型へ移ってきたように見えます。

以前からパリーグのチームはセリーグよりもお客さんを呼ぼうと必死に工夫してきた印象があります。
例えば、ロッテの本拠地・千葉マリンスタジアムでは試合以外のイベントを多く開催しており(花火球場外でのコンサートマスコット競争)、野球を知らなくても楽しめる雰囲気を作っています。
こういった取り組みが最近の地域密着型の風潮と重なってパリーグの人気回復に繋がったのではないでしょうか。

この調子でプロ野球改革をどんどん進めてほしい!