戦場のボーイズ・ライフ

最近ぼんやりと就職先について考えるようになりましたが、ちょうどいいタイミングで「おとなの小論文教室。」に「選択」に関するコラムが載っていて、図星を指された気分でした。


>学生さんたちは、ともかく会社の資料だけでも取り寄せておこうと、100社、200社と、資料請求する。
>送られてきた山のような資料を前に、また、疲れてしまうのだと。
>それを聞いて、ある高校の先生の言葉を思い出した。
>「選択肢は増えたけど、選ぶ自分はいるのかい?」



自分もどう会社を選んだらいいのか、分からずにいる。
選ぶ基準を挙げるなら、僕は人間関係を最重要視しますが、これは実際にそれぞれの会社を体験してみないと分からない。
あと、我が家は健康な人が僕と妹しかいないので、出来れば県内に残って家族の面倒を見た方がいいかなぁと思っています。

そうは言っても、迷いなく会社を選ぶことは、今の自分には難しいと思う。


ひげさんは去年某大手会社から内定を貰ったものの、これを辞退して、マスコミを目指して今も就職活動をしています。
余所から見ればせっかく内定を貰ったのに勿体ない、という印象がありそうですが、僕から見れば自分で「選んでいる」部分が素晴らしいと思うし、羨ましく思う。


どうしたら迷いなく会社を選ぶことができるんだろう?
たぶん、自分の頭で考えている限り、こんな状態が続いていくでしょう。

例えば「人の役に立つ仕事がしたい」と思っていても、自分に「じゃあ具体的にどんな人が対象なのよ?」と問うてみると、答はパッと思い浮かばない。


結局、色々体験しないと答は出ないんだなぁ、というのが自分の答です。

だから、何かあれば自主的に参加する生き方をしているわけです。
インターンシップだって、アルバイトだって、勉強になりそうな役職だって、そう。
突発的に行われる旅行も、何だかんだで生き方の糧になっていますし。


最後に、インターンシップでチューターの方に言われた一言を載せておきます。

「●●君(本名)は自分をもっと表現した方がいいと思う。
 でも個人的には、それは●●君のキャラクターだから、それはそれでいいと思う。」

何だかんだで自分を認めてくれる人はいるものだなぁ、と実感した瞬間でした。
自分を認めてくれる人は世の中にいるんだ、と信じたい。

そして、自分を信頼してくれる人のために働きたい、とこれを書きながら思いました。