2009/5/24 登山部@廃道ツアー(新青梅街道)
「山さ行がねが」の管理人と行く廃道ツアー「廃道あるき 〜新青梅街道「黒川通り」〜 オブローダー「ヨッキれん」と行く、東京に最も近い極上の明治廃道」に行ってきました。
秋田時代から「山行が」を愛読し、秋田には凄い人がいるもんだ…と感心していたので、今回はヨッキれんさんに会うチャンスと捉え、オフ会のノリで参加する事にしました。
ただ、廃道なので、山に強い人を助っ人に入れねばと思い、同じく「山行が」愛読者で山歩きの達人・しゅう君を連れて行くことにしました。
旅程はこんなもんで。
(9:30)JR新宿駅(バス)→車内にてオリエンテーション→(12:00)泉水谷→(12:30)黒川谷※谷を見下ろす広地にて(弁)→馬頭観音碑→響岩橋→大東橋→(15:40)藤尾橋→(18:00)JR新宿駅
歩いた区間は4kmで、疲れましたが無事完走しました。
登山と違いアップダウンが緩いので、登山より体の負担が小さいかもしれません。
ただ僕は崖を登った際、首をひねってしまいましたがw
それでは今回の写真です。
スタート地点のバス駐車場です。この日は雨だったので、全身ぬれてもいい格好をします。
廃道入口に向かいます。
廃道入口。
最初は平坦な道でしたが…
だんだん細くなり一列で進む事に。
木の橋を渡ります。
一見簡単そうに見えますが、雨でかなり滑りやすくなっており、バランスを取るのが難しかったです。
前半の難所。
角度が急です。
石垣キター!ちなみにこの道は元々明治時代の馬車道。
明治時代にこんな山奥の急な斜面で石垣を積んだり、崖を削ったりしたのかと思うと、当時の技術はばかにできませんね。
昼飯。
道が自然と一体化しています。
馬頭観音碑。大正時代、馬を持ち寄った記録が残っています。
廃道に気付かなければ、人目に出る事がなかったでしょう。。。
この林は東京都の水道水源林である模様。
ツアー最大の難所。崖を登ります。
下から見るとこう。崖をよーく見ると足をかけられるポイントがいくつかあって、そういうポイントをうまく利用すると登れます。
上から覗くとこう。全員クリアしました!
橋の跡。
この橋を渡ると国道に戻ります。
企画側も廃道ツアーは初の試みだそうでしたが、何の問題もなく、オフ会のノリで楽しめたと思います。
廃道歩きは登山に近いといえば近いのですが、登山道と違い、所々整備されていない所があり、素人が一人で行くのは危険な印象を受けました。
これがツアーだと、サポートしてくださる方が何人もいましたので、協力しながら進む事ができます。これがツアーのいい所ですね。
撮影:Ricoh Caplio GX100