はっち仙人降臨

皆の衆、わしの名ははっち仙人じゃ。久しぶりの登場じゃのう。
東京の空気は美味しくないから、あまり降臨できんのじゃ。
秋田にいたらいたで冬は冬眠が必要じゃから、余計降臨できんのじゃが…。


世の中、仙人にも分からない事があってのう、例えば「人はなぜ生きるか」という問いがそうじゃ。
とりあえず今のところわしは、なぜかはよく知らないのじゃが生かされている、と捉えておる。
人生、楽しい事よりつらい事の方が多いのが現実じゃ。特にはっちの中の人の場合、歳を重ねるにつれ感動する事が減ってきたようじゃ。小さい頃はゲーム一つあれば感動できたのに、ゲームすら遠くなってきたのじゃ…。
そんな淡々とした人生じゃが、人生は修行の場だとも思うのじゃ。
報われるのは生きてるうちか、死んだ後かは分からないのじゃが、こんな訳のわからない混沌とした世の中で生かされていて、それが幸せに生きるためとは思えないじゃろから、実は我慢して成長するためなんじゃろか。
「鉢被り姫」という童話を知ってるじゃろか?
今のはっちは、鉢を被ったままじゃ。
鉢が取れた日に、一気に花開くと信じて、今日も鉢被ったはっちは修行の日々じゃ。
久々すぎてまとまりのない内容じゃが、はっち仙人は皆を見守っておるぞ。
では、ジパング倶楽部を利用して手形山に帰るとするかのう。さらばじゃ。