週刊おとなニュース ~ユビキタス~

昨日、研究室の先生が「ユビキタス」について語りました。
ユビキタス社会の実現に向けて大事なことは「仕組み作り」でなく、
利用者一人一人にとって必要なことを探すこと」であると。

一見当たり前の考え方ですが、これに気付いている人は実際あまりいないのではないか?と思います。
例えば僕がいた某演劇サークルですが、いい舞台を作り上げよう!と意気込んでいた人は何人かいましたけど、
観客一人一人にどう喜んで貰おうか?について議論していた人はいませんでした。
まあ、ほとんどの人が自己満足で終わっているサークルですから…(つД`)

新入生対象のPC講座は、割とその点は進んでいて、
例えば授業内容を考える時も、講師の動きだけでなく、
「その時受講生は何をするか?何を理解してもらうか?」についても考えます。

これが大事なポイントだと思うんですよ。
本質的なことは講師が何をするかでなく、受講生に満足してもらえるかどうかですから。


さらに先生が言うには、
「一人一人が必要なことを出発点にしてアイディアを探すと、アイディアが思い付きやすい」そうです。

洗濯が終わるとメールが届コインランドリーはまさにこの発想ですよね。
洗濯・乾燥が終わった情報は、まさに「一人一人が必要な」情報。

つまり、ユビキタスの本質は、家電が遠隔操作できる社会ではないということを言いたいのです!以上!