Tour Review 3/13 ナマハゲ伝導士試験



3/13に受けた「ナマハゲ伝導士試験」の感想です。

スケジュール
午前中→なまはげ館・伝承館見学(ガイド付)
午後→なまはげを研究してする先生や真山神社宮司様による講義、試験

感想ですが、、、ためになりました。
なまはげ館・伝承館を普通に見るよりも、なまはげの正しい知識が得られました。
なまはげの歴史、面の特徴、由来、現状の問題点など、幅広く学べました。
テキスト(定価2800円)も貰えたし、満足です。

試験の方は、半分は選択式と穴埋め式で、これは講義を聞いていればだいたい分かる問題でした。

「ナマハゲが国の重要無形民俗文化財に指定されたのは昭和何年?」
先立ちって何の役目をする人?」
「ナマハゲが『ウォー』と大声で叫ぶ理由は次のうちどれ?」
「次のなまはげの由来は次のうち何説?」
なまはげの面の材質を5つ挙げなさい」
岡本太郎が見たなまはげの面は次のうちどれ?」

など。こういった内容が講義で聞けます。
が、もう半分は記述式で、自分の考えを書いたりしなければいれませんでした。例えば、

なまはげが県外でPRやイベントに参加しているのには賛成?反対?(その理由も)」

本来であれば大晦日の行事だけがナマハゲなのに、
時期を問わずあちこちのイベントになまはげが出没するのが正しいかどうか疑問を感じているようです(宮司様の話)。

ちなみに僕は「PRに出るのは構わないが、『なまはげはあまり恐くない』『なまはげは子供を虐待している』といった誤解をしている人は多いので、なまはげの本質的なこともきちんとPRする必要があるのでは」と答えました。
他にも記述式の問題は…

菅江真澄が描いた絵から、ナマハゲについて分かることは何?」
「ナマハゲの由来を風土論的視点から見て答えなさい」
「ナマハゲの名前の由来は?」
「ナマハゲを今後も伝承していくにはどうしたらいいか?」

など。まるで大学のテストみたいでしたね(汗)

ちなみに、有名人では光浦靖子さんが受けてました(しかも合格)。
テレビのイメージより美人でした(失礼)
しかも、有名人なのに思い切り会場にとけ込んでいました。ごく普通の30代女性って感じでしたよ。
アッコにおまかせの取材だったのかな…。僕も微妙に映っていたかも。

関連リンク
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